男性の方でバッグを買おうとしているけど、選び方がいまいちわからない人いませんか?
選び方がわからない人はバッグについての基本知識が欠けている場合があります。
例えばメンズバッグにはどんな種類があるのか?用途によってのおすすめバッグはどんなものなのか?このあたりの基本知識は買う前に知っておいた方がいいかと思います。
バッグは1度買ったら長年使うものなので、失敗はしないようにしましょう。
この記事では、予算を決めるところから購入までを①~⑥の手順に沿って解説していくので参考にしてみてください。バッグの選び方がわかるかと思います。
それでは!見ていきましょう。
Contents
手順①:予算を決める(年齢別相場)
まず初めにバッグの予算をざっくり決めてしまいましょう。
メンズのバッグは安いもので3000円から、高いものだと数十万円でピンキリです。実は高いからかっこいいというわけではなく、安くてもしっかりトレンドを抑えているかが重要です。
人によってお金の事情が異なるのでなんとも言えませんが、年齢別にバッグの金額の相場を紹介します。通販サイトの調査、私の知人、私自身のバッグの購入歴でこのような結果になりました。
・10代⇒数千~2万円まで
・20代⇒1万~3万円
・30代⇒2万~5万円
・40代⇒3万~7万円
・50代⇒3万~10万円
年齢別にはだいたいこれくらいの価格のバッグが適しているかと思います。
ですが、何歳だから何万円以上のバッグを買わないといけないわけではないので、自分の直感とセンスを頼りにしてバッグを選ぶようにしましょう。安くてもおしゃれなバッグはたくさんあります!
手順➁:素材を決める
次にバッグの素材を先に決めましょう。
メンズバッグに使われる素材はおおまかに以下の3つに分かれます。どれがかっこいいとかは個人の好みになり、その人のファッションスタイルによっても変わってきます。
ナイロン
メンズのバッグで一番多いのがナイロン製です。
素材の特徴でバッグ自体の重さが軽くなり、見た目が軽快に見えるのがポイント。私が所有しているバッグもナイロン製が一番多いです。
また、雨が降った時でも水に強い性質があり、汚れてしまっても洗濯することが可能です。(私は何度か洗濯機で洗ったことがあります)
代表的なブランドは「ポーター」「ブリーフィング」です。ナイロン製ならこの2つのブランドの右に出るものはないでしょう。それくらいメンズから支持されています。
40代~50代だとナイロン製のバッグは安っぽすぎてNG?なんて意見もありますが、そんなことはありません。これくらいので年齢でも似合うので安心してください。
レザー
レザーもメンズバッグの定番素材ですよね。ナイロン製と違い少し値段が高くなってしまいますが、エイジング(経年変化)も楽しめるので、しっかりケアをすれば一生ものになります。
ナイロン製とは違い、少し見た目の雰囲気が硬くなってしまいますが、レザーの質感が「大人な男性」を演じてくれます。
代表的なブランドは「アニアリ」「イルビゾンテ」「エルゴポック」「スロウ」などです。
キャンバス
キャンバスとは麻や綿などで作られた生地のことです。つまり「布製品」となります。
生地の質感からカジュアル感を演出してくれます。値段も安いため、特に学生さんは手を出しやすいでしょう。
メンズではキャンバス生地のトートバッグを使っている人をよく見かけます。
手順③:どんな用途orシーンで使うかを決める
次にどんな用途&シーンで使うかを決めないといけません。それによって買うバッグの種類が変わってきます。下記5つの用途orシーンからおすすめのバッグの種類を紹介するので参考にしてみてください。
※1つのバッグでオールラウンドに使えるものはあまりありません。基本的にバッグは用途に合わせて複数所有するものだと思ってください。
普段使い
普段使いとは仕事以外のオフの日用のことです。ブリーフケース(ビジネスバッグ)以外は全部普段使いでいけるので、好きな種類から選びましょう。
普段使いとなると人によって様々です。リュックをメインに使っている人もいれば、ショルダーバッグがメインの人、ボディーバッグがメインの人もいます。
なので、使いやすさや、自分のファッションスタイルに合わせて選ぶようにしてください。
・ブリーフケース以外全て
ビジネス
ビジネスバッグには主に3種類があります。
一つは手で持つタイプのビジネス用のブリーフケース、ビジネス用のリュック、トートバッグの3つです。仕事で荷物が多くて重くなってしまう人はリュックをおすすめします。それ以外の人はブリーフケース、トートバッグで良いでしょう。
最近では3WAY型といった「手で持てる」「リュックとして背負える」「ストラップを使えば肩にかけれる」このような便利なビジネスバッグが人気があります。
ビジネスバッグになると機能性を要求されるため「丈夫で軽い」「外部内部のポケットの数が多い」このような基準でバッグを選ぶようにしましょう。
・リュック(ビジネス用)
・ブリーフケース(2WAY、3WAYが人気)
・トートバッグ
デート
デートの時は身軽な服装が基本です。リュックや大き目のショルダー、大き目のボストンバッグを持ってしまうと「中に何入ってるの?」と思われてしまうため、実はNGでもあります。できれば標準サイズ、もしくは小さめのバッグがベターなので注意しましょう。
・ショルダーバッグ
・サコッシュ
・クラッチバッグ
・トートバッグ
・ボストンバッグ
アウトドア
登山、キャンプ、ハイキング、釣り、このようなアウトドアで使うバッグは機能性が重要です。特に収納力とポケットの数が大事です。
アウトドアの場合、小物の荷物が多くなると思いますが、ポケットの数が少ないとかなり不便なんです。きちんと小物を整理整頓できるバッグが必須になりますよね。
アウトドアで使うバッグはリュック、バックパックが基本になります。これ以上にアウトドアに適しているバッグはありません。
・リュック、バックパック
スポーツ
スポーツで使うバッグは収納力が大きいものを選びましょう。ウェア、シューズ、タオル、ラケット、着替え、などスポーツによってアイテム数は異なりますが、収納力があればあるほど便利です。
収納力を備えているのはもちろんリュックになります。よっぽどの理由が無い限りリュックを選びましょう。
私みたいにアウトドアブランドのバックパックを一つ持っていると、普段使いでもスポーツでも使えるため一石二鳥になります。
リュックの容量は、できれば30リットル以上を選ぶようにしてください。20リットルになってしまうと、人によっては荷物が入りきらなくなるので注意しましょう。
・リュック、バックパック
・スポーツ用のボストンバッグ
手順④:バッグの種類を決める
手順①~③が決まったら、候補に入っているバッグの特徴を確認しましょう。
メンズのバッグにはいろいろな種類があります。斜め掛けタイプ、手で持つタイプ、腕で抱えるタイプ、背負うタイプ、など様々ですよね。
これらの種類から自分の用途にはどれが合っているのかを知っておかないといけないため、それぞれのバッグの種類の特徴を解説していきます。
ショルダーバッグ
ショルダーバッグはメンズバッグのド定番ですよね。おそらく一番人気があるかと思います。
ショルダーバッグは肩に斜め掛けができるため、両手があくというメリットがあります。特に電車内でスマホや音楽プレーヤーをいじる人には最適です。
選ぶ時の注意点ですが、今のトレンドはコンパクトなショルダーバッグなので、容量の大きいでかいショルダーバッグはできるだけ避けるようにしましょう。
ボディバッグ
ボディバッグとは斜め掛けで収納部分が背中に位置するバッグのことですよね。
ボディーバッグもショルダーバッグと同様に両手があき、身軽に行動できるというメリットがあります。ただ、容量が少ないのが難点…。なので荷物が少ない人限定になります。
サコッシュ
サコッシュとはショルダーバッグを薄くした小型&軽量型のバッグだと考えてください。基本的にはナイロン製のものが多いです。
サコッシュはここ数年でトレンドになっているので、実はおすすめです。流行に乗れる、身軽に見える、こんなメリットがあります。
ただ、マチがないものが多いので収納力は期待できません…。なので荷物が少ない日のみ活躍するバッグだと思ってください。
メッセンジャーバッグ
メッセンジャーバッグとは斜め掛けの横幅が長いバッグのことです。イメージ的にちょっとスポーティな雰囲気があるのが特徴。
斜め掛けのバッグの中では最も収納力があります。
ですが、サイズが大きいためバッグの存在感が出すぎてしまうのが残念なところ。気にしない人にはおすすめはできます。
ボストンバッグ
手で持つタイプのバッグの中でもっともおすすめできるのがボストンバッグです。
中のスペースが広いので荷物をスッポリ収めることができます。
ものによっては、お兄さん系になったり、カジュアルな雰囲気になったり、品のあるイメージを与えたりと、メリットは多いです。ファッションに精通している人なら1つは持っておきたいバッグになります。
クラッチバッグ
クラッチバッグとは腕で抱えて持つ小型の薄いバッグのことです。
2015年あたりにメンズの間で流行したバッグです。流行ったせいもあって今現在ではメンズの定番バッグとなりました。
クラッチバッグについては賛否あるのですが、個人的にはかっこいいものだと思っています。これもボストンバッグ同様にちょっとお兄さん系になり、メンズらしさが強調されます。
ですが、片手が完全に塞がるため電車内ではちょっと不便かもしれません。
トートバッグ
トートバッグもメンズの定番バッグですよね。
肩にかけると中性的なイメージを与え、ちょっと品のある男性を演出できます。少し女性っぽくもなってしまうのがデメリットですが、もはや定番のバッグなので気にしないでおきましょう。
そこそこ収納力にも期待できるので荷物が多い人にも重宝します。ビジネスでも使いたい人はレザー素材を選ぶようにしてください。
リュック&バックパック
リュックやバックパックもメンズの定番バッグとなります。
背負うスタイルなので好みが分かれるかと思いますが、ここ10年で男性のリュック率も上がってきています。
なんと言っても抜群の収納力と機能性がメリットですよね。買い物などで荷物が多くなりそうな時にも重宝するので、必要であれば1つは持っておきたいところ。
ブリーフケース
ブリーフケースはビジネスでは大活躍しますよね。ビジネス以外でも服装がスーツスタイルの人が使っていたりします。
イメージ的には「紳士な男性」です。こんな男を演出したい人向けとなります。
手順⑤:どんなブランドにするかを決める
買うバッグの種類が決まったら、次はどんなブランドから購入するかが重要です。
バッグを販売しているブランドは主に下記の4つです。
バッグブランド
バッグ専門のブランドから購入するのはおすすめです。各ブランドそれぞれ長年の技術があるからです。
このタイプのブランドから購入したバッグは、まず!壊れることはありません。(私の経験から)
デザイン性も耐久性もそこそこ良いので、迷ったらバッグブランドから選んでみましょう。
・ポーター(PORTER)
・ブリーフィング(BRIEFING)
・マンハッタンポーテージ(Manhattan Portage)
・アニアリ(aniary)
・トゥミ(TUMI)
・ダニエル&ボブ(Daniel&Bob)
・フェリージ(Felisi)
ファッションブランド
ファッションブランド、つまり服のブランドからは自社のバッグのラインナップがあったりします。
ファッションブランドなのでしっかりトレンドを意識したデザインになっており、下手に外すことはありません。価格もそれほど高くはないので実はおすすめだったりします。
・ナノユニバース(nano universe)
・ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)
・シップス(SHIPS)
・ビームス(BEAMS)
・トゥモローランド(TOMORROWLAND)
アウトドアブランド
ノースフェイスのようなアウトドアブランドのバッグは、野外活動を想定して作られているため作りがしっかりしているのがポイント。特にリュックで迷ったらアウトドアブランドがおすすめです。
機能性を重視しているモデルが多いので使い勝手は良いです。私自身も何年も使ってきましたが、壊れたことは一度もありません。ほとんどがナイロン製なので、汚れたら洗濯、を繰り返せば何度でも復活できます。
・ノースフェイス(THE NORTH FACE)
・アークテリクス(Arcteryx)
・カリマー(karrimor)
・パタゴニア(Patagonia)
・コロンビア(Columbia)
ハイブランド
ルイヴィトンのようなハイブランドのバッグを選ぶのもありですよね。
実はおしゃれなメンズに限ってハイブランドのバッグを愛用していることが多いんです。一瞬見ただけではハイブランドとはわからないのですが、さりげなく使っている人がいます。
メリットはブランド特有の高級感がエレガントさを増して、ちょっとハイエンドな男性を演出できることです。
値段が高いのが残念なところですが、コーチのバッグだったらモデルによっては1万円台で購入できるため、おすすめです。
・コーチ(COACH)
・プラダ(PRADA)
・ルイヴィトン(Louis Vuitton)
・バーバリー(BURBERRY)
・ダンヒル(dunhill)
・グッチ(GUCCI)
・ボッテガヴェネタ(BOTTEGA VENETA)
手順⑥:店舗で買うか通販で買うかを決める
ここまで決まったら最後はどこで買うかですよね。
バッグは店舗で買うか通販サイトで買うかのどちらかですが、私の場合は両方です。どうしても目で見て確かめたい時は店舗まで行き、ネットの画像だけである程度イメージできる場合は公式サイトor通販サイトで買ってしまいます。
ただ、サイズ感だけはネットの画像では判断しにくいので、どれくらいの大きさなのか気になる場合は店頭まで足を運んでチェックしましょう。
最後に
以上になります!いかがだったでしょうか?
バッグは1つ使うと長年使い続けるものなので慎重にいきたいところですよね。この記事で紹介した手順で自分のセンスを生かしてバッグを選んでみてください。
それでは!よかったらこの記事を参考にしてみてください。