男性の方で洗顔をしている時、ゴシゴシこする洗い方をしている人いませんか?実はそのやり方は間違っています。男性の場合は洗い方なんぞ教わったこともないし、調べたこともない人が多いので当たり前ですよね。
ですが、洗顔というのは単にゴシゴシ洗えればいいというものではありません!洗い方によって肌のコンディションが変わるんです。ゴシゴシ洗うと皮脂が取れすぎて肌がカサカサになったりもします。
肌を傷めないためには優しく洗うことが重要です。
この記事では、男の洗顔の正しいやり方(基本)を解説しようと思うので参考にしてみてください。
【泡立て方】⇒【洗い方】⇒【すすぎ】⇒【保湿ケア】の順番で解説していきます。
Contents
①予洗い&泡立て(泡立てネットがおすすめ)
まず、洗う前にやっておきたいのが予洗い。お湯(できれば37~38度のぬるま湯)で顔全体を5~10回ほど洗い流します。こうすることによって表面に付いたほこりを取ると同時に毛穴を開かせます。毛穴が開いている方が洗顔の泡が行き届くので効率よく汚れを落とすことができます。
次に意外と忘れがちなのが、洗顔の泡を立てるということです。洗顔フォームを手に取って直接ゴシゴシ洗ってる人いませんか?これはNGです。
実は泡を顔に転がすだけで皮脂汚れって落ちるんです。
さらには皮膚と手の摩擦を減らすことによって肌を傷めないというメリットもあります。
次にその泡を作る方法を解説します。
泡を作る方法① 泡立てネットを使う
これが一番泡が立つ方法です。泡立てネットはボディーソープにも使えるので1つ持っていると重宝します。
①泡立てネットを濡らして洗顔フォームを少量つける(少ない量でもけっこう泡立ちます)
②泡立てネットを両手でくしゃくしゃにもみ込む。
③必要に応じてお湯を足す
泡立てネットを使うとこれだけで簡単にモコモコの泡が作れるので一番のおすすめです。しかも少量の洗顔フォームで大量の泡が作れます。美容意識の高いメンズはほとんど泡立てネットを使っていることを知っておいてください。
私が愛用している泡立てネットはメンズコスメブランド「バルクオム」のオリジナルです。(価格は600円ほど)
こちらです。美容系ユーチューバーの人も紹介していました。
少量でもモコモコの泡が作れるのでおすすめです!とにかく泡立ちがすごいです。
泡を作る方法➁ 指でくるくる回す
指で泡を作る方法もあります。泡立てネットには及びませんが、洗顔料によっては泡が立ちます。
①洗顔を手のひらにとります。(多すぎても意味がないので適量でよし)
②少しお湯を足して手のひらの洗顔料を指先でクルクルかき回す。
もし泡立てネットを使わないのならば、このやり方が一番簡単です。ですが、指でかき回すだけなので、それほどの泡はできません…。洗顔フォームによっては全然泡立たないこともあります。
なので、気持ちよくモコモコの泡で洗顔をしたいのであれば、やはり泡立てネットは必要です。
②洗い方(泡を転がすように)
顔を洗う順番を解説していきます。
ポイントは脂っぽいところから洗っていくということ。男性の場合はTゾーン(おでこと鼻)です。ここは皮脂の分泌が激しいところなので先に洗いましょう。
次はUゾーン(頬やあご)です。Tゾーンと比べて皮脂が少なく乾燥しやすい特徴があります。
もし!面倒であれば、泡をいっきに顔全体につけて好きな個所から洗っても大丈夫です。
次につけた泡をコロコロと転がすように手で優しく動かしてください。手は肌に触れない程度です。こんなんで汚れが落ちるのか?って思いますが、実は落ちるんです。泡の力で汚れを溶かすイメージだと思ってください。(美容意識の高い男性はほとんどこのやり方で汚れを落としています)
実は洗顔料の泡って意外と洗浄力が高く、皮脂汚れなどは泡をなでてるだけで落ちるものなんです。これが1番のポイントです!
ここで注意点ですが、せっかく泡を作ったのにゴシゴシ洗ってはいけません!力を入れ過ぎてしまうとしわやたるみの原因になるどころか、肌を傷つけてしまうので注意しましょう
また、こすり過ぎると皮脂を取り過ぎてしまい、逆に皮脂が過剰分泌されてテカテカ肌になってしまうので気を付けましょう。
③すすぎ(必ずお湯で)
最後の仕上げはすすぎですが、ここでも守っていただきたいポイントがあります。
まず、可能であればお湯の温度は36度くらいがオススメです。冷たすぎると毛穴がふさがってしまい、熱すぎると皮脂を過剰に奪ってしまいます。
すすぎは回数を多くして「洗顔の3倍の時間をかける」これが重要です。
洗面所で洗う人は泡を残さないようにしっかり流しましょう。
④化粧水で保水(必須)
洗顔の後に化粧水、これはスキンケアの基本ですよね。洗顔後はすぐに化粧水で保湿をしましょう。
男で化粧水に抵抗がある人いるかと思いますが、肌に水分を補って肌の調子を整える役割があるので意外と重要です。特に男性の肌は女性と違って水分量が少ないので化粧水で保水することが大切です。
化粧水の使い方はシンプルです。手のひらに化粧水をとり両手で馴染ませて、顔全体に当てるだけです。パチパチと顔を叩くと赤ら顔やシミの原因になるのでNG。
乾燥しやすい部分(目じり、頬) は手で押さえるように馴染ませてください。(男性の場合はコットンは使わなくても大丈夫です)
化粧水の後は乳液を使うこともおすすめです。乳液はいわゆる油分です。この油分でフタをすることにより、化粧水の水分を肌に閉じ込める役割があります。
化粧水と乳液はセットで考えましょう。
最後に
以上になります!いかがだったでしょうか?
ほとんどの男性は洗顔料を直接顔につけてゴシゴシ洗っている人がほとんどですよね。このやり方がNGだということが伝わったと思います。
顔の肌はデリケートなので正しいやり方でケアをしないといけません。メンズでも女性同様に肌のコンディションは重要なので、正しい方法で洗顔をしましょう。
それでは!よかったらこの記事を参考にしてみてください。